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旧車を購入する際の心配ベスト3

最新のハイテクな機能を搭載した車ではなく、あえて旧車に乗っている方がたくさんいます。
旧車には、新しい車には無い特別な魅力がたくさんあり、ボロボロになった旧車をレストアして乗っている方もいます。
中高年から若い世代まで様々な世代にファンがいる旧車ですが、旧車を購入するためには、いくつか注意点があります。
ここでは、初めて旧車を購入する際の心配ベスト3を紹介します。


1.古いので壊れるのではないか

車は新旧問わず、消耗部品のかたまりのようなものです。
消耗したパーツの交換を怠れば、最新のモデルであっても不具合を生じる可能性が高くなります。
逆にどんなに古い車でも、こうしたメンテナンスがしっかりされていれば、現代の車より壊れやすいということはありません。
むしろ古い車は構造も単純で、必要以上に頑丈に作られているとこも多いのです。
構造が単純な分、自分でメンテナンスして楽しむ、不意の故障でも応急措置でしのげるなど利点も多いです。
またエンジンやボディの剛性は古い車の方が頑丈にできており、ボディパネルの鋼板は1.5倍、エンジンの肉厚もオーバーホール用に肉厚に作ってあります。

2.整備のためのパーツが手に入らないのではないか

旧車で人気のある昭和40年代(1970年代)の車になると、製造から40年以上経っているので、メーカーではパーツ供給がないのではと考える方が多いと思います。
しかし、エンジンやブレーキなどの重要部分の交換部品については、今でもメーカーでパーツ供給されているものが多いです。
実は古い車のエンジン・ブレーキ・ライトなどの部品は共通部品が多く、その分手に入りやすいという側面もあるのです。

車種ごとに異なるボディやインテリアのパーツは、さすがに新品のメーカー供給は期待できませんが、最近ではオークションや旧車イベント・部品交換会が数多く開催されるようになっており、そうした場所でお目当てのパーツを探す宝探し的な楽しみも旧車の面白さの一つです。
またハコスカやZなどの人気の旧車の場合、専門店からつぎつぎに製造廃止パーツの復刻がされています。
Kyusha.netのオークションや紹介ショップでもこうしたパーツを入手できます。

3.整備やメンテナンスはどうすればいいのか

構造が単純とはいえ、確かに旧車はいまどきの電子制御された車とは基本的に整備やメンテナンスのポイントが異なっているので、ディーラや一般の整備工場で古すぎてメンテナンスできない、と言われるという話を聞きます。
しかしこの場合の”できない”は、”扱っていない”という意味のことが多いのです。
現行車では、車修理や整備のコンセプトが、システム化されているので修理というよりは交換、板金するよりパネル交換、という対応が一般的なので、現行車を扱う工場ではキャブ調整や板金といった作業のノウハウのない場合も多くなっています。

しかしKyusha.netで紹介しているような旧車を専門に扱っているショップであれば、専門のノウハウやパーツ調達ルートでメンテナンス可能で、多くの旧車に特化したノウハウを蓄積していて対応してもらうことができます。
つまり相談するお店を正しく選ぶことが大事になります。
また冒頭に挙げたように構造がシンプルなので、自分でメンテナンスやチューンアップすることが可能なことも旧車の大きな魅力です。
このためのノウハウやパーツ、工具、ガレージ用品などもKyusha.netのオークションやショップで取り上げていますのでぜひご活用ください。


車好きなら、一度は旧車に憧れると思います。
旧車が欲しいと思った時は、これらのポイントを押さえて旧車を選びのご参考にしてください。
旧車と聞くとアメ車をイメージする方が多いと思いますが、日産などの国内メーカーにも素晴らしい旧車がたくさんあるので、色々なメーカーの車をご自身の目で探すのも楽しめるかと思います。